幕張メッセで開催された「介護&看護EXPO」に参加してきました。
介護分野に関しては、日本の介護技術の国際移転を目的とした「技能実習」と、日本の介護人材不足を補完する「特定技能」の外国人採用に関して、フィリピン・ベトナム・カンボジア・インドネシア・ミャンマー・キルギスのエージェント各社と情報交換をさせていただきました。
看護分野では、刻々と増加している外国人患者への対応について、東京都看護協会の山元会長様と順天堂医院の五十嵐様の講演を拝聴いたしました。
順天堂医院では、主に日本の医療保険未加入の外国人患者を対象とした「国際診療部」を開設されており、日本語能力が皆無の外国人患者に対する具体的んな事例などの発表がありたいへん参考になりました。
現在、東京近郊で起こっている外国人患者を取り巻く諸問題は、当然に地方でも現在進行形のため、地方の3次救急指定クラスの病院こそ、このような外国人患者の窓口となるセクションの設置が大切になってくるだろうということを実感いたしました。