【ぺリリュー島で眠る英霊に敬礼】

本年4月21日、パラオ共和国と茨城県常陸大宮市は、2020年東京オリンピックのキャンプ地としての基本合意書に調印いたしました。

双方の機関の調整はもとより、国際交流やオリンピック・レガシーの創造を目的として、パラオ共和国ぺリリュー州から3人の研修生が来日し、常陸大宮市で研修を行っています。

当事務所は入国前の研修計画の立案からお手伝いをさせていただいた経緯があり、今日は3人のフレッシュな研修生の皆さんがご挨拶に来てくれました。

「テンジョウ(天井)」「マド(窓)」など、日本語がそのまま外来語として定着した例や、日の丸を見習って国旗のデザインを考案したという説もあるほど、パラオ共和国は親日国なのです。

先の大戦で水戸歩兵第二連隊が玉砕を遂げたぺリリュー島からいらした研修生たち。皆さんとお会いできることに「ご縁」を感じずにはいられませんでした。

こうやって笑顔で会話ができる平和な世界を築いてくれたのは、あの美しい海で眠る英霊のおかげであることを忘れてはいけません・・・。